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ゴルフはスコアの少なさを競うスポーツです。アマチュアゴルファーの一部には「スコアなんて気にしない」という人も居ますが、大多数は「少しでも良いスコアを出したい」「自己ベストを更新したい」と思っているはずでしょう。
ところが、自分の都合の良い日に、適当に選んだコースを回っていても、良いスコアを出せる可能性は高くないです。逆に、プレーするコースや季節などの条件を選ぶことで、ベストスコアを出せる確率を大きく上げることもできるのです。ここでは、自己ベストを更新して、ゴルフ仲間にドヤ顔ができるようになるための「裏技」を紹介してみます。
やさしいコースを選ぶ(裏技度★★☆)
ゴルフでは、世界に同じコースは一つとしてありません。簡単なゴルフ場もあれば、難易度が高く初心者には向かないゴルフ場もあります。スコアを語る時、コース毎の難易度までは比較しないので、できるだけ簡単なコースへ行けば、ベストスコアを出せる確率は高まります。
ゴルフコースの難易度を知るには「コースレート」という数値を見れば分かります(数値が大きいほど難しい)。ですが当サイト管理人的には、コースレートの数値と実際の難易度は必ずしも比例しないと感じています。むしろベテランゴルファーや上級者の口コミ情報の方が、アテになると思います。
※フェアウェイが2本ある大和高原カントリー。
当サイト管理人は関西在住ですので「良いスコアを出すにはどうしたらよい?」と聞かれると、奈良県にある『大和高原カントリークラブ』へ行くことをお勧めしています。
このゴルフ場は、ほとんどのホールでフェアウェイが二本ある(横幅がほぼ二倍の広さ)という特殊なコースなので、OBを打つ危険性がほとんど無いのです!実際に当サイト管理人の友人でも、自己ベストは大和高原カントリーで出したという人が結構居ます。
PERが72未満のコースを選ぶ(裏技度★★☆)
上記の「やさしいコースを選ぶ」と同じ考え方です。大半のゴルフ場が18ホール=PER72ですが、中には71や70というコースもあります。当然、PERが少ないコースの方が、見かけ上のスコアは良くなる訳です。
※同じ90打でも、PER72なら18オーバーですが、PER70のコースなら20オーバーなので、厳密には2打ほど『ごまかしている?』訳です。
ゴルフで「自己ベストはいくつ?」という話をする時、例えば「90です」という事はあっても、それが18ホールでPERが幾つのコースなのかまでは聞きませんし、大抵のゴルファーはコース毎のPER数なんて覚えてません。だから堂々とドヤ顔して語ってもバレないのです(笑)。
特にPERが72未満のゴルフコースは、大抵ロングホールが少なくなっています(通常は4ホールなのが、3つとか2つしか無い)。アマチュアゴルファーはロングホールでスコアを崩す確率が高いので、100切りを目指す初心者の人などは、PERが少ないコースへ行くのが特に有効です。
関西だと、例えば『大阪パブリックゴルフ場』は、PER70でロングホールが3つしかありません。コースはやや狭めなものの、距離が相当に短い(200ヤード台のPER4がかなり多い)ので、ベストスコアを狙いやすいコースです。OBにだけ気を付け、ドライバーを振り回さない戦略で行けば、大阪パブリックゴルフ場もベストスコア狙いの有力候補です。
見栄を張らず白ティーから回る(裏技度★☆☆)
アマチュアゴルファーには、たいして上手くもないのにバックティー(青や黒)から回りたがる人も居ます。しかし、分不相応な事をしても誰も得しません。
アマチュアゴルファーの基本は「白ティー(レギュラーティ)」であり、バックティーを使って良いのはシングル級のプレーヤーのみです。有名人でも凄いスコアを出している人は、大抵が白ティーでの記録なので、見栄を張らずに簡単な条件を選びましょう(⇒有名社長や芸能人が凄いベストスコアを出せる理由)。
※OBも見栄張って打ち直しせず、素直にプレ4から打ちましょう。
夏や冬は無理!気候の良い季節を狙え(裏技度★☆☆)
ゴルフは自然との闘いでもあるので、季候の良い季節の方がスコアアップに有利です。逆に真夏や真冬は、ベストスコアを狙うには厳しいです。特に冬場は、厚着するので身体が動かない、手がかじかむ、風が強い、グリーンやバンカーが凍っていたりする・・・等々、良いスコアが出せない悪条件が揃っているので注意です。
季候の良い春先の4月〜5月、及び秋の10〜11月が、ベストスコアを狙うには最適です。但し注意したいのが、春や秋の平日にはグリーンの改装(エアレーション)が行われる可能性がある点です。エアレーションされた数日間は、グリーンが砂まみれで転がりが悪いので避けるべきです。コースへ電話で聞くと答えてくれる事もあるので、日程を決める際に事前確認すると良いです。
キャディーを付けてプレーする(裏技度★★☆)
一般的に、アマチュアゴルファーは余程お金持ちの人や名門コースで回る時以外は「セルフプレー」です。しかし、キャディーさんを付けて回れば、コースの攻め方(打ってはいけない方向)やグリーンでのライン読みをアシストしてくれるので、確実にスコアは良くなります。
詳しい内容はキャディー付きプレーでスコアが良くなる5つの理由にまとめています。
土日はピンの位置がやさしい(裏技度★★★)
これは気付いている人が余り居ない、本当に裏技と言える方法です。実は大半のゴルフ場は、混雑する土日祝日には、難しい位置にピンを切ることはしない傾向が強いです。
ただでさえ客が多いのに、土日は滅多に練習しない初心者や一見客が多くなります。グリーン上で大叩きされると、コースが大渋滞となって終わらないので、やさしい位置にピンを切る事が多いのです。逆に平日は、グリーンの端っこ・バンカー際とか、二段グリーンの上ばかりとか、マウンドの頂点、急傾斜の途中、など厳しい位置にカップが切られる事が増えます。常にやさしいピン位置だと、逆に会員や上級者からクレームが来るのだそうです。
※休日は厳しいピンの位置にはなりにくい。
ベテランゴルファーの人達に意見を聞くと「同じハンディキャップでも、休日ばかりで集計した人と、平日だけで出した人では「4〜5」くらいの差がある」という口コミがもっぱらです。土日祝日はプレー料金が倍くらいに増えますが、ベストスコアを出すには実は好条件なのです。
良いスコア・自己ベストが出しやすくなる裏技まとめ
・簡単なコースやPER72未満のコースを選び、白ティーから回れ!
・季節は春か秋が有利。冬場にベストスコアなど出る訳がない!
・キャディー付きで土日に回るのが、最も条件が甘い!
上記の裏技のように、良い条件が重なる状況を作り出せば、アマチュアゴルファーなら一気に10打くらいスコアが縮まる事も珍しくないです。特に「キャディー付き」や「土日プレー」は、平日セルフで回るより3倍くらいお金が掛かったりもしますが、それに見合う成果は十分期待できます。
自己ベストを更新するには、練習を重ねたり、メンタルを鍛えたりする事が必須ではありません。見栄を張らずに、工夫して有利な条件を作ることを考えてみましょう。ドヤ顔でスコアを語っている人も、実は凄く有利な状況でプレーしたスコアな事が多いのですよ。