ゴルフ72のコツ
初心者でもお金を掛けず、最小限の練習でゴルフが上達するコツを紹介します。

ドラコン女王=高島小百合のスイング動画

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高島早百合(たかしま・さゆり)プロは、2011年にプロテスト合格し、LPGAを戦う美人女子プロゴルファーです。長身を生かした抜群の飛距離が武器で、2018年には女子ドラコンツアーに飛び入り参戦し優勝、また365ヤードという日本記録を樹立)した逸材です。

この時は「打ち下ろし」「追い風」と記録が出る好条件が揃っていたそうですが、それでも女子とは思えない距離ですね。ドラコン用スイングだと、平時でも300ヤード以上は飛ばせるようです。

高島プロの師匠は、マッチョで有名な男子ドラコン界の雄・和田正義プロだそうです。師匠同様のアップライトなトップから、上半身は脱力・下半身をフルに使ってヘッドスピードを上げるスイングです。


※高島小百合プロのスイング動画(ラウンド用とドラコン用)。

上記の動画では、ラウンド用のスイングと、ドラコン用のオーバースイングの両方を見せてくれているので、違いが分かりやすいですね。ラウンド用の振り方は、トップからフィニッシュまで一切の無理やブレが無い、お手本のような美しいスイングですね。

一方でドラコン大会用のスイングでは、身体の伸び上がりやフライングエルボーなど気にせず、腕を大きく上げてヘッドが極端にシャフトクロスする、大きなトップを作っています。その体勢から、下半身を使って一気に沈み込んでダウンスイングし、インパクト直前から今度は反対へ伸び上がることで、全身を使ってヘッドを最大限に加速させていることが分かります。

このように、速く振ることを最優先させた身体の動きをすれば、動画のようにヘッドスピードは50m/s近く出せるという事です。高島プロは身長173センチ、日本女性としては相当な長身ですが、一般男性とは大差ないです。しかし、このような大きなトップのスイングは、肩甲骨周りの柔軟性が不可欠なので、男性アマチュアゴルファーが真似しようとしても難しいです。

高島小百合プロが教える、ヘッドスピードを上げるコツ

高島プロ曰く、飛距離を伸ばすにはヘッドスピードを上げることが第一で、そのコツは「ドライバーでのマン振り練習」が最も有効だそうです。自分がどういう意識で振れば速くなるのか?逆に意外と速くならないのか?等を知る事が重要だと言います。そのためには自分の感覚だけでなく、ユピテル等の計測器を使って、ヘッドスピードがどれだけ出たのかを正確に知るべきだとも言っています。

具体的なコツは「肩から先(腕)の力を抜いて振る」事だそうです。つまり、クラブシャフトのしなりだけでなく、腕から先の全てをムチのようにしならせるイメージで振る、という意味ですね。ゆるゆるグリップで腕を脱力して振ることは、高島プロの師匠・和田正義プロを始め、南出仁寛プロ安楽拓也プロなど、全てのドラコン選手が共通してレッスンしている部分なので、飛距離アップには間違いなく不可欠な要素と言えます。

ドラコン女王=高島小百合のスイングまとめ
・ドラコンでは高いトップから下半身主導で大きく上下動を使って飛ばす
・腕は脱力して、肩から先を全てしならせるイメージで振る
・ヘッドスピードを上げるコツは「マン振り」の練習!

ドラコン女王を射止めた高島小百合プロですが、LPGAツアーの方では中々結果を出せていないようです。上記の動画を見れば分かりますが、高島プロはかなり理論派で、トークも明瞭・説明も上手です。長身でスタイルが良く、姉御肌な美人とキャラ立ちしているので、人気が出るのは間違いない選手です。ドラコンだけでなく、レギュラーツアーでの活躍も期待したいですね。

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